
今年の文化祭茶道部お茶会のテーマは、「ひょうたん」でした。
床の間の掛軸は、「うかうかと暮らすようでも 瓢箪の胸の辺りに締めくくりあり」です。意味は、ふらふらしているように見えて実はしっかり者。人や物を見かけや先入観だけで判断していないか、あるいは物の本質を見抜く力や感性をそなえているか、我々に問い掛けるものです。
掛軸に合わせて、茶碗や抹茶が入っている棗、香合などにひょうたんの図柄が入っているものを使用しました。お菓子は増田屋さんの葛を使ったお菓子でした。
本席と立礼席(りゅうれいせき)の二席を設けまして、本席では3年生が表千家流茶道薄茶棚物点前でお客様にお茶をお出ししました。立礼席は1,2年生の茶道部員が中心となって運営し、椅子席で気軽にお茶を楽しんでいただきました。