〇12月4日(金)研修最終日。九州を離れる寂しさがどことなく漂う中、2日間お世話になった屋久島環境文化研修センター、7000年の森で清掃活動を行いました。5日間の経験を胸に、静岡に帰ります。
〇12月3日(木)屋久島4コース9グループ(縄文杉コース、白谷雲水峡コース:太鼓岩,原生林,苔むす森)に分かれ、それぞれにガイドさんについていただいてフィールドワークを行いました。縄文杉コースでは往復20キロ10時間の登山を、白谷雲水狭コースでは苔むす森の中で神秘的な雰囲気を感じながら研修しました。
〇12月2日(水)霧島(霧島神水峡、国分城山公園)、桜島(有村溶岩展望所)
霧島神水峡では城ケ崎海岸でも見られる柱状節理を目の当たりにしました。自然の織り成す美しさを感じる一方で砂防への備えも目にし、火山とともに生きる厳しさも知りました。桜島では到着と同時に噴火が始まり、生きる大地を体感しました。
伊豆ジオパークでのフィールドワーク(10/29実施)との関連性を随所に感じる1日でした。阿蘇、霧島(韓国岳・硫黄山)はいずれも火山ですが、成り立ちの違いで異なる表情を見せ、特に植生には大きな違いがありました。
〇ミニ課題研究(化学分野:ビタミンC)★ポスターセッション★11/21 土曜公開授業日にあわせてポスターセッションを行いました。当日はSSH運営指導委員の皆様にもご来場いただき、様々な角度から質問を投げかけていただきました。セッション後には、先生方と研究内容や発表の様子について振り返る時間も持ちました。
〇ミニ課題研究(化学分野・ビタミンC)★ポスター・レポート作成★ 10/31,11/6研究の成果をレポート、ポスターにまとめました。実験ノートをめくりながら結果を改めて振り返ると、新たに気づくことが多くありました。
〇ミニ課題研究(化学分野・ビタミンC)★研究実施★「ビタミンC(アスコルビン酸)」をキーワードに、約2か月(9/1~10/27)にわたってミニ課題研究に取り組みました。2人1組、全20グループに分かれ、アスコルビン酸の定量操作を伴う課題をそれぞれに設定して研究に臨みました。
(例年)1日目:富士山宝永火口、2日目:富士山周辺 1泊2日
(今年)1日目:富士山周辺、2日目:伊豆東部火山群 日帰り×2日
静岡大学理学部地球科学科の石橋秀巳先生にお越しいただき、静岡の地質と静岡県の火山群について講義していただきました。事前講義の中で「伊豆」に触れるのは初めてのこと、生徒は火山の成り立ちだけでなく地質図の見方についても学び、石橋先生に多くの質問を投げかけながら理解を深めました。
<午前:西湖コウモリ穴>同行してくださった石橋先生とTAの学生さんのお話に耳を傾けながら溶岩洞窟を観察しました。疑問に思ったことをその場ですぐに質問する積極的な姿勢が見られました。