1月30日(土)、本校2階中講義室にて第2回チームビルディング研修会を行いました。今年は冬トレーニング期間に、体力面だけでなくチームとしてより良い集団になるべく、3回に分けて研修を受けています。講師は、本校の教員でありチームビルディングファシリテーターの資格を持つ辻陽介先生です。
この研修はただ知識を学ぶだけでなく、様々なグループワークを通して現在チームとして抱えている問題・課題を見つけ、解決策を模索します。今回は「関係性を変容させる」というテーマで研修を行いました。4人組のグループに分かれ、9つの点を一筆書きで結ぶ、グループで一本の棒やフラフープを指から離さないように動かすなど、頭と身体をフル回転させながら真剣に研修に取り組みました。まず、一筆書きのワークでは日常でとらわれている「枠」について考えました。我々は無意識のうちに常識の枠にとらわれています。その枠を打ち破ることで、新たな可能性が広がることを学びました。次に、グループで棒やフラフープを移動させる活動では集団で共通理解を得ることの難しさに直面しました。一人で行うことが簡単なタスクも、集団で行行うと難易度が上がります。この活動を通して、チームとして一致団結して行動するには常に他人に気を配り、お互いに声をかけ続けることの重要性を実感しました。
今回の学びは、グラウンドの上ですぐに役立てることができるものばかりでした。球春の到来まであと少しです。体力だけでなく、チームワークも向上した市高野球部にご期待ください。



